2020年09月24日

ルートフィルム:クリア後レビュー

「ルートフィルム」クリアしました〜(・ω・)
クリア時間は20時間オーバー。
ただ、(ほぼ)フルボイスのゲームなのですが
今回私は結構ちゃんと台詞を聞いていた上に
多少放置時間もあったので、少し長めのクリア時間になっているかもしれません。

シナリオ・ディレクターを「御神楽少女探偵団」シリーズの
河野一二三氏が担当しているとの事で購入したのですが
(ちなみにエロゲですが「新・御神楽少女探偵団」はマジ最高でした)
流石に手慣れているなという内容でした。

ストーリーは、一部強引に感じるトコロもありましたが
展開が早く物語の情報が多く、濃い内容で
プレイヤーのミスリードを誘う部分もあったり
「上手いなぁ」と思える個人的には満足できるゲームでした。

まぁ、クセが強いトコロもあるので、人を選ぶかなとも思いますが。

〇どんなゲームなのか

「角川ゲームミステリー」シリーズの第二弾。
システムはオーソドックスなアドベンチャーゲームです。
一本道のシナリオで、情報を得る事でフラグが立って
ゲームが進行していきます。

ゲームのシステムの特徴として
登場人物と論戦をする「マックスモード」というものもありますが
シナリオで集めた情報から正しい物を選ぶ事で
相手を論破するという、オーソドックスなモノです。

RootFilm_03.jpg
■正しい情報を選んで相手を論破するオーソドックスなシステム

なお、W主人公の体で複数話で構成されており
一話毎にスタッフロールが流れます。

〇島根PR

このゲーム、プロデューサーである安田善巳氏が島根県の出身であり
島根県が舞台になっており島根県の協力の元に制作されています。
んで、シリーズ作は島根のPRを目的の一つとして作られていまして
ゲーム内では島根の名所やお店などが実名で登場し紹介されていますし
島根のご当地キャラである「しまねっこ」や島根出身のお笑いタレント
「ネゴシックス」が登場したりといった描写が見られます。

RootFilm_08.jpg
■ネゴシックスとしまねっこは、カナリ脈絡なく登場します

ある種、二時間サスペンスドラマでご当地紹介があるようなノリね。
私は「そういうゲーム」だと事前に知ってましたので
そう言った部分も含めて楽しんだのですが、PVとか公式HPみても
島根については触れられていない事もあり
知らんで買うと、この点は気になるかも。

RootFilm_01.jpg
■背景は恐らく写真を加工したもの

まぁ、主人公が島根を舞台にしたサスペンスドラマを撮る事が物語の
主軸になっていて、それは当然島根県のPRも目的にされているので
島根がピックアップされる事に(それほど)不自然さはありませんし
土地の特徴がトリックに利用されていたり
物語に関わったりもしているので、島根要素が「浮いている」って
事はないのですが。

まぁ基本的に島根県については褒める方向なので
そこが、そこそこ鼻にはつきます。
ただ、実名で出てきた店の客が殺人事件に関わってたり
名所が事件の舞台になったりもしているので
「良く許可下りたなぁ」と思う部分もあります(・ω・)

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■実名のお店の食事シーン。褒める方向ってのは、当たり前でもありますが(・ω・)


〇気になったトコロ

全般的に細かい作りがちょっと甘いなぁと感じるところがありました。

先ずセーブ・ロード。
セーブ箇所は30もあるのですが、セーブorロード画面を開いた際に
カーソルが一番上のセーブデータに合っている仕様になっています。
普通に使いづらいです。最後にセーブしたデータに合わせてくれい。

キャラクターの台詞と表情が合っていないシーンが散見され
表情の変化がもっと欲しいと感じるところがありました。
また目パチ、口パクはありません。
個人的には目パチ、口パクは無くても気にならない性質なんですが
表情はやや気になりました。

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■ところどころ、台詞と表情が噛み合っていない

また前述しましたがストーリーやトリックにやや強引だったり
少し雑だなと思えた箇所がありました。
特に「ひろげ300」のところとかね。

RootFilm_06.jpg

あと、ところどころ「もう少し丁寧に説明した方が良くね?」と思うトコロがありました。
しかし指紋は流石に一般的な知識と言えると思いますが
硝煙反応ってどうなんだろう?普通に知ってる物として扱われていたんですが。

あと、これは私自身は河野一二三氏の作品というだけで
それ以上情報集めずに購入したから気にならなかったところなんですが
PVと公式HP見るとダークな雰囲気が強いんですよね。
実際は明るく軽いコミカルな雰囲気とダークなトコロが混在しているゲームなので
PVだけ見て買うと「思ったのと違う」となるかも。


〇まとめ

ゲームのつくりとしては非常にオーソドックスで
シナリオはやや強引な点もありますが、凝っていてキャラ立ても上手く
クオリテイーも高く楽しめる内容のものでした。

ただ前述したように少し作りの甘さは感じるのですけどね。
私自身は満足感の高いゲームでしたが
島根PRを含めて、やや人を選ぶ点もあるゲームだとも思います。
まぁ「そういうゲームだ」と割り切れるならばかなり楽しめるのではないかと。

RootFilm_07.jpg

なおグラフィックが全体的にポップにまとめられているので
それほど過激ではないけどグロ要素もあります。(SEROはD)



posted by torotoro at 13:16 | Comment(0) | ゲームレビュー