2015年07月26日

「大逆転裁判」クリア後レビュー

大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-
■大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-

実は発売日に購入というか、予約していたのが届いていました「大逆転裁判」
ちょっと前に、クリアしました〜(・ω・)
(実は、二回も書いたレビューを誤って消してしまいまして。このレビュー書くの三回目です)

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有料DLCである「ランドストマガジン」はシーズンパスを購入済み。
んで配信済みの弟1号&第2号はプレイ(?)済みです。
プレイ時間は「思い出きろく帳」で確認したところ28時間。

なお「逆転検事」シリーズなども含めてシリーズ作は全部遊んでおります。

■どんなゲームなのか

「逆転裁判」シリーズの主人公「成歩堂龍一」のご先祖様「成歩堂龍ノ介」の物語です。
アドベンチャー+法廷で複数の章から成る「逆転裁判」の基本はそのままに
「推理パート」「陪審員制」という新たな要素が加わり
明治時代という時代背景が物語や裁判にいつもと違った彩りを添えています。

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■主人公が苦しみながらも真実を追い求める裁判というのは今回も変わらず

■新たなるキャラクター達

当然ですがキャラクターは一新。
見知った顔は「成歩堂龍一」のご先祖様「成歩堂龍ノ介」とアウチ検事のご先祖様くらい。
個性豊かなキャラクターは、いつも通りではありますが今までよりも
ややぶっ飛び加減は控えめにも感じました。
メインキャラから容疑者・証人・陪審員にいたる脇役も含め
個人的には魅力的に感じるキャラクターが多く見られ
中でも単なる善人ではなく、変人で現実主義的なシャーロック・ホームズがお気に入り。
漱石先生風に言うと「百 花 斉 放!!」てな感じでしょうか。

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■メインキャラから脇役まで個性的なキャラが揃っているのは今作も同様

やや残念だったのはライバルにあたる「死神」バンジークス検事が見た目よりも
ややキャラが弱く感じた点でしょうか。

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■カッコイイんだけどちょっとキャラが弱く感じたバンジークス検事

■堅実なゲーム構成とやや強引なストーリー

「成歩堂龍ノ介」が当初、素人弁護士である点も手伝って最初の裁判は丁寧なチュートリアル。
その後はゲームの進行と共に徐々に新たな要素が加わっていき
その都度、丁寧な説明が入る非常に堅実なゲーム構成となっています。

裁判やストーリー展開については、やや強引なトコロが見受けられますが
これはいつもの「逆転裁判」とも言えるでしょう。
個人的には立体視の下りの一部は偶然が過ぎるだろう(・ω・)と思うトコロもありましたが。

いつもと比べるとアドベンチャーパートが、ややコンパクトに感じましたが
個人的には間延びした印象が薄くなり、バランスが良くなっていると思いました。
新たに加わったホームズの「ちょっとズれた推理」を補完する「推理劇場」は
その場で隠された秘密を解く気持ちよさと共にアドベンチャーパートの
スパイス的な役割、引き締める役割を果たしていたと思います。

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■オーバーアクションな演出が楽しくもある推理劇場

陪審員制は全員が有罪に一気に傾いたりする事で緊迫感を演出するのに一役。
(さすがに終盤はその展開はなれましたが)
また陪審員から新たな情報を得る展開も多く、裁判での展開のバリエーションが増えた事によって
裁判パートでもよりバランスが取れたゲームになったと感じました。

明治時代という時代設定から「科学捜査」が未だ確立されておらず
その面での面白さもあり。

ただ、ストーリー的にはいつもよりやや盛り上がりには欠けます。
そして物語的には明らかに「いつもの逆転裁判」と違う面がありまして
これの受け取り方によって大きくストーリー面での評価が分かれるゲームかなとも思います。
私としては「こういうのも有りかな」と楽しめたのですが。
・・・まぁ、コレについてはネタバレな話ですので後述したいと思います。

■有料DLC

八回配信される予定で一回は300円。シーズンパスだとまとめて2000円。
内容に触れておきますと、それぞれの章の後日談やら前日譚が短いアドベンチャーゲーム風に
見られる「ショート・ショート」。
3DSの「テーマ」
没も含めた設定画が説明と共に見られる「図録」(一回/8ページ)
それぞれのキャラの「音声」。キャラクターの動きと共に聞くことができます。
プロモーションで使われた「映像」。
没も含めたBGMが入っている「楽曲」(一回/5曲)

まぁ「音声」やら「楽曲」は有料にせずクリア特典で入れておけば?と思わないでもないですな。
「ショート・ショート」は、オマケ程度のモノなのでコレに大きな価値を見出すのは
個人的には難しいかなと。逆に言うとゲームを楽しむ上で絶対買う必要がある内容でもないので
そんなに悪くないかなとも思います。
「テーマ」は同程度のモノは大体200円〜300円程度でeshopで売られているので
これに価値を見出せるかどうかかなと私的には思います。

■まとめ

ゲーム構成としては堅実で丁寧なつくりで
ゲーム初心者や逆転裁判初心者でも楽しめる作りになっており
個人的には十分楽しめたゲームではありました。

ただ前述しましたがストーリー面ではいつもより盛り上がりに少し欠ける部分があるので
人に自信を持って勧められるかというとちょっと難しいかなという面もあり。
ここらをどう捉えるかによって評価が違ってくるゲームだと思います。
「いつもの逆転裁判」を求める方にはややお勧めし辛くはありますが
新たな主人公が成長していく物語としては良かったのではないかなと個人的には思います。

■ストーリーについて更にチラホラ


※この後、ややネタバレ








逆転裁判シリーズは今まで最後に巨悪を倒す
カタルシスを味わうゲームでしたが、今作はそこまでの展開にはなっておらず
細かい点も含めてスッキリしない展開が多くみられます。

これは、やや現実よりに舵を切っている面があるのかなと思う点と
「大逆転裁判シリーズ一作目」として・・・
最後の成歩堂龍ノ介のモノローグにもありましたが「成歩堂龍ノ介の"最初の"冒険」
として作られている点からきているのかなと思われます。

張りっぱなしの伏線もありますし、最初の裁判から
今後のシリーズ展開を考えた構成なのかなと思わせるトコロがチラホラ見られるんですよね(・ω・)
個人的には今回はそれなりに楽しめましたし
今後が楽しみに・・・最後には最高のカタルシスを味わえるのではないかという楽しみを
もちこした気分になっていますが。

ただ、じゃあ今作が駄目かというと、スッキリしない点も含めて主人公である成歩堂龍ノ介が
苦しみながらも弁護士として成長していく・・・弁護士とは何か見つめて
自分なりの答えを出していく最初の物語としては良く出来ていたのではないかと思っています。

今後は、科学捜査が成り立たないという設定が段々変わっていき
ゲームとしても段々と変化を加えていくのでは・・・とも予想しているんんですが、さて。



posted by torotoro at 14:16 | Comment(0) | 逆転裁判シリーズ
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